三重KG倶楽部  カナダ紀行

 aIMG_0537昨年の関学同窓会ベトナム・ハノイ支部訪問に続き、本年は8月下旬からカナダを訪れ、トロント、バンクーバー両支部との交流を温めた。

総勢16名で関西空港を出発し、バンクーバーで航空機を乗り継いで東部にあるカナダ第1の都市トロントまでは実質フライト14時間。途中、バンクーバー空港では今回のカナダ滞在中の全行程にアテンドいただいた川端雅章バンクーバー支部長とも合流し、心強いかぎりだった。氏は訪カナダ邦人を対象とした旅行会社を経営されており、今回のカナダにおける地上手配を全面的にお願いしていた。

初日の宿泊はナイアガラだったが、フライトの遅延もあってホテルへの到着は日付が変わる頃となり、日本とサマータイム適用期間中のカナダ東部には13時間の時差があることから、私たちは37時間に及ぶ825日を持った事になる。

2日目はナイアガラ瀑布観光の後トロントに戻り、トロント支部との交流夕食会へ。9名の同窓から温かい歓迎を受け、旅の疲れも忘れての歓談時間を持つ事ができた。

3日目は早朝のフライトでカルガリーに飛び、カナディアン・ロッキーの観光へ。バンフではゴルフ組と温泉組に分かれ、それぞれ世界遺産カナディアン・ロッキー山脈自然公園群内でのひと時を満喫した。

 4日目は神秘的な色の湖水をたたえ、カナディアン・ロッキーの特徴をなすペイト湖やボウ湖、モレイン湖などを訪れ、途中には雪上車に乗り換えてのコロンビア大氷原ツアーを楽しんだ。

この日の宿泊は、今回の旅行のハイライトのひとつでもあるルイーズ湖の湖畔にある瀟洒なデラックスホテル「シャトー レイクルイーズ」のレイクビュー・ルーム。湖のエメラルド色と、湖面に映るビクトリア氷河の白さがつくり出すコントラストが夕日に、そして朝日に照らし出される景色を、部屋に居ながらにして堪能できるという至福のひと時を過ごすことができた。

 5日目はバンクーバーに移動し、バンクーバー支部との交流夕食会に臨んだ。ここでも8名の同窓の歓迎を受け、中華料理に舌鼓を打ちつつ、時空を超えて親しく接し合える同窓との交流の時間を持った。ご臨席いただいた前・バンクーバー支部長のゴードン門田氏が「2015年度 関西学院賞」を受賞されることを帰国後に『母校通信』で知るところとなり、今回の訪問が意義深いものであった事を再認識した。

 数多寄せられたリクエストを出来るだけ多く取り込んだプランとなり、コンパクト化には心掛けたつもりでも通常はもう12日を要する内容だったかもしれない今回のカナダ訪問だった。それでも疲労感を上回る満足感を伴いつつ無事帰国した感動の旅であった事はまぎれもない事実であろう。

 高嶋重次 S49 法

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